動画制作では開始5秒が大事!最後まで見てもらえる動画は?

YouTubeが身近なものになり、動画・動画広告を生活の中で目にすることは少なくありません。視聴してもらうからには最後まで見て欲しいと思うのではないでしょうか。
最後まで動画を視聴してもらうには全体の構成や演出、キャスト選定、動画尺などさまざまありますが、動画を最後まで視聴してもらうためには最初の5秒までが非常に重要です。最初の5秒でいかに視聴者の興味を惹けるかで動画の視聴率が大幅に変動します。

そこで今回は、YouTubeのアナリティクスデータから得た情報をもとに、長く動画を視聴してもらうためのポイントをご紹介します。



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視聴者の離脱は冒頭の離脱が最も多い

ほとんどの動画で離脱が最も多いのが動画の冒頭です。下記画像をご覧ください。

画像をご覧いただくと、動画開始4秒で動画視聴維持率は83%になっています。冒頭の画像を拡大してもう一度確認しましょう。

オレンジで囲った部分が開始1枚目の画像の開始から4秒まででがくっとさがっています。1枚目を見るとわかりますが、その後の維持率は緩やかに落ちていっていて、冒頭のようにガクッと下がっている個所はありません。
※もちろん冒頭以外で大きく視聴率が下がる場合もあります。

こちらは別の動画の視聴維持率のグラフです。やはり1枚目のデータと同様に、冒頭がもっとも大きく視聴維持率の低下(離脱)が見受けられます。

動画の趣旨を説明しよう

では、「どうやって冒頭の離脱を減らすことができるのか?」それは、冒頭の5秒で動画の趣旨、あるいは結論を述べることです。「この動画を見ることで視聴は何を得られるのか」「答え(結論)は何なのか」を冒頭で述べることで、タイトルやサムネイルで興味を持った視聴者に最後まで視聴してもらいやすくなります。
これは、タイトルやサムネイルがない場合の動画でも同様です。文章を書く時も同様ですが、その文章の趣旨が冒頭になければ何について書かれているのか、結局は何を伝えたかったのか読者に伝わりにくくなってしまいます。

スピード感を持たせる

特にYouTube動画に言えることですが、動画の前で視聴者に語るようなウェビナー形式はカメラひとつで撮影した場合、ずっと同じ画が続くため間延びしてしまい、視聴者が飽きてしまい、離脱につながりやすくなってしまいます。そこで、話のテンポを上げてスピード感を持たせたり、話していない間をカットしてスピード感を演出します。

様々なシーンを撮影する広告動画でもあまりひとつのカットを長くしてしまうと間延びしてしまい、視聴者の離脱につながってしまいます。

YouTube動画では10分をこえているものも多くなってきましたが、広告動画では長くても1分程度が理想です。YouTube動画は見たくて見ているため、10分をこえた長尺でも好まれる場合がありますが、広告動画の場合にはこちらから視聴者に見せるかたちになるため、1分をこえるような動画は離脱が増加してしまいます。

動画を制作する際には離脱をいかに減らして、最後まで視聴してもらうかが大事な要素となります。そのためには、動画の展開先、活用用途を理解したうえで制作を行っていく必要があります。

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